水曜日。冷たい雨の中、祖母のお葬式が終わりました。
急な事でビックリしましたが、その日の朝まで元気でまさに大往生だったので
みんな悲壮感よりも感謝の気持ちでお見送りできました。

本当のおばあちゃんは、6人姉妹を生んですぐに亡くなったため、
わたしの母にとって育ての親になります。
酒屋のお手伝いとして働いていたツルさんは、
残された6人姉妹の母親になるために、おじいちゃんと結婚。
当時、二十歳かもしかしたらそれよりも若かったかも知れません。
そして、彼女達のために自分は子どもを産まないと決心したそうです。
女性として、本当に、辛い事だったと思います。

上は中学生から下は赤ちゃんまで、思春期のお姉ちゃんとは対立はあっただろうし、お店も切り盛りしなくちゃいけないし。
想像を絶する日々だったろうなぁ。。すごいなぁ、、
2番目のお姉ちゃんは小さいときに病気でなくなったらしいけれど、
おかげで姉妹は健康に健全に育ちました。
小さな体で、とてもシャイで、みんなを気遣い、みんなに愛されていたおばあちゃん。
私はおばあちゃん孝行が何一つできなかったけれど、
(ウタも会わせなられなかった・・)
お母さんを育ててくれて本当にありがとうございます!って言ってきました。

人は、何か大きな事業を成し遂げたから立派だとか、
子どもを産んだから一人前なのではなく、
人にどれだけ与えられるか、、、
その人生全てから教えられたような気がします。

合掌。