アースオーブン講習会

chiyotaka2006-11-14

今夜はBFさん(通いすぎ?)にてcafeスタッフ向けアースオーブン講習会があるというので、ワザを盗みに行ってきました。講師はアースオーブン(土釜)マスター、天然酵母マイスターのYasuさん。
まずはプクゥ〜とふくれるピタパン。生地はピザと同じ配合で良いのだそうです。粉・酵母・塩。シンプル。発酵させた生地を丸くor楕円に伸ばしてサッとオーブンへ。あっというまにプク〜っと膨れて出来上がり!この膨れる様がまるで音が聞こえるようで、ほんとにカワイイ。半分に切ってポケット部分にいろいろ詰めれば食べやすくて楽しいサンドイッチ。私も仕込みをやってないくせに図々しく伸ばさせてもらいました。粉モノの生地って触ってるだけで癒されるわー。伸ばし方によって上手く膨らまないのもあったりして、まさに生き物。これをイベントのたびに1人で50枚分仕込んで一枚一枚焼き上げるYasuさんはやっぱすごいやー。いつもむやみに話しかけてすいません。
さて、次はピザに挑戦。同じ生地でも具の重みで膨らまないのね。だけど、なんだか生地自体の味も違うもののように感じるなぁ。それぞれ好みの厚さに伸ばし、思い思いの具材を乗せて、サッとオーブンへ。ここでモタモタしているとヘラに生地がくっついちゃって、釜の中に上手く滑り込ませられないの。ヘラの素材も入れるときは水分を吸ってくれる木製、取り出すときは薄くて生地の下に滑り込みやすいステンレスなどいろいろ使い分けてる人もいるみたいです。
スタッフの中には以前プロのピザ職人だった女の子がいて、クルクルクル〜ッと空中ワザも披露。キレイに薄く伸びるんだねーー!
天然酵母を使うピザ場合は、具材が乗る部分は薄く周りはやや厚めに伸ばすのが特に美味しく感じます。クリスピー感と酵母特有のモッチリ感両方を楽しめるから。それと、土釜は水分の飛び方が良いせいか焼き上がりが全然違うーーー。クリスピーな部分はよりサクサクッと、パン部分はよりモチモチと。こんなに大きな釜でなくても、うちでもぜひ作りたいものの一つです。

さて、講習が一通り終わった所で、わたしのパンも焼いてもらえることに!これはラッキーとばかりに今朝早起きしてこっそり仕込んだのです。昨日もらった林檎を練りこんだパンと柿を練りこんだパン。・・・が、いつもカンパーニュしか焼かない私は、何だか手順を間違えて、いきなり果物も練りこんでしまった!発酵の途中で水分が出てしまい、ユルユル生地に。まぁそこは自家製酵母の懐の深さとアースオーブンの優しさでしっかり焼き固められ、見た目は悪いけど、ほんのり果物の甘みが広がるパンに焼きあがりました。その他、余熱でハーブを乾燥させてハーブティーにしたり、ダッヂオーブンも受け入れてくれるし、あぁ、やっぱりアースオーブン欲しいー。手伝ってくれる方募集します!

今夜はいろいろ体験させてもらってホクホク。しかも焼きたてを次々試食する至福に加え、黒米のココナツ汁粉などもごちそうになり・・・洗い場でもなんでも、今度カフェで働かせてもらいます!