ありやまな稲毛の夜

chiyotaka2006-05-19

この夜は、ラムを何杯飲んだだろう?大して飲めやしない、この私が!しかもロックで!
有山じゅんじさんのライブを初めて見たのはつい最近の事です。ゴカさんに連れて行ってもらった4/31の下北沢440「ありやまな夜だ!!」。それがビックリするほど、すっごく楽しくて気持ち良かったので、絶対もう一度見たい!と思っていた矢先のグッドニュース。有山じゅんじさんが稲毛にやってくる!」それは行かなくちゃ!と。千葉県民としても。
場所は、古きよきロックパブという感じの「フルハウス」。オープニングアクトの寺尾摩季&the joyful noise(VoとG2人)もすごくご機嫌で、Voはとっても若いのに、古いカントリーやブルース、ジョニー・ミッチェルやら大貫妙子やら、たっぷり1時間聞かせてくれました。「Don't You Feel My Leg」がすごく可愛かったです。気だるいマリア・マルダーよりも健全で(笑)これはもっともっと古い歌なのかな?ギター2人も、「泣き」と「硬派」の対照的な組み合わせが良かったです。最後の曲では有山さんはフルートで参加して、さらにみんな和み顔。
そしていよいよ有山さん本編。青いジャガーをつまびきながら「ぼちぼちいこか」のヒトコトが、、、イイんだなぁ。前回はアコースティックだったけれど、今回は荷物が「かさばるから」という理由で、エレキになったらしい。そのうち借りるかもって(笑)アコースティックもそりゃもう良かったですが、そのジャガーもすごく滑らかな暖かい音。とにかくギターが上手くて、ワンアンドオンリーな歌。曲を途中で止めちゃうのもアリ。こんな曲もあったなーと何となく弾き始めたら本気になってきちゃうのもアリ。大阪弁のしゃべりも最高。お客さんの中には大阪の人もいて、そのやりとりが楽しかったーー。間髪入れずに「おっちゃん、ええでぇ〜」だの「金返せー」だの。大阪弁っていいなぁ。ババショーin大阪も最高に楽しかったものなーーー。うらやましいわー大阪弁。そして誰もが笑顔。わたしは「Thinkin' of you」でその声に本気で泣きそうになりましたけど、ずーっとニヤニヤしていて頬が痛いです。お酒が進む訳だなー。有山さんもノリノリでアンコールには3回も答えてくれました。アンコールだけでも「パチンコはやめた!」のフルート吹き語り、「ぐるぐる」、「50なんてくそくらえ」の大サービス。アンコール無しでも、十分に十分なライブだったのに!3時間近いのに、あっという間のとにかく最高の夜でした。
この「稲毛の夜」は今年で3回目だそうです。この小さな街に毎年来てくれる、ってそれだけで何だかすごく良いよね。小さな街でも待っている人はたくさんいる。また来年も来てくれます様に。