海岸を走るショベルカー

chiyotaka2005-03-14

先週当たりから大きなトラックが止まってるなーと思ったら、今日はクレーン車とショベルカーが出動してました。朝日を受けてキラキラ光る波をバックに浜辺を走るショベルカー。単純にあまり気持ちの良いものではないですね。
一宮の海岸は浸食が激しくどんどん砂浜が減っているそうで、それを食い止めるためにテトラを入れたり、護岸をコンクリートで固めたり必死だそうです。また、昨年の台風でそれらが一部壊れ、その補修に災害補助金なるものが10憶ほど出たとか。むむうー何やら臭いますね。
付け焼き刃ですけれど、砂浜の砂には供給源があり、海流や波の動きによってその砂は移動するそうです。九十九里浜一帯の砂は調子の屏風ヶ浦あたりから供給されるそうですが、その屏風ヶ浦の崖はそこに住む人たちのため、また土地の安全のために崖崩れ防止策としてコンクリートで固められました。そのため、九十九里浜一帯へ供給する砂がなくなり、砂浜は減る一方とのこと。
だから、一ノ宮の海岸をコンクリートで固めるというのは、その場しのぎのやり方でしかないんですよねー。。。そのツケがまたどこかに回ってくるのでしょう。
このへん、詳しい方がいたら教えて下さい。