■
[雑記]つれづれに
徳島に来て、3週間ほど経ちました。
ニュースを見て、まっさきに連絡をくれた懐かしい友達に会ったり、昔お世話になったこちらのお母さま方にまたお世話になっています。
こちらに来た理由はたくさんありますが、そのどれもが我が家なりの、我が家だけに適応する理由だと思っています。
何より第一に、ずーーーっと徳島に来たかったので来れた事がとても嬉しいです。
震災後、大切な友人達と会えなくなり、さてこれから!という企画が次々と出来なくなり、そして何よりの恐怖もあり、途方に暮れた時期もありましたが、その反面たくさんの温かさに触れる事も増えたような気がします。
そして、大変な災害をきっかけに
誰もが思い悩み、それぞれが選択した道、そのどれもがその人にとっては大事な事なのだ、そうせざるを得なかったのだと尊重したいと思います。
こちらに来る前、お水の買い占めが話題のときに、何十本も買っている方がいました。
東京で水が全く買えない幼いお孫さんのために、何件も回ってやっと手にしたとの事。
誰だって誰かの役に立ちたい、誰かを守りたいと思っているのだな、、と私は思いました。
避難する事を非難する声、自粛の強要、不安な材料を買わなければ風評を広げると非難すること、、自分の考えを述べれば不安を煽るから止めろと言う、、またはその逆。。
誰もが先の見えない未曾有の出来事、原発の事故のせいで、無くて良かった軋轢まで生まれてしまった事が悲しいです。
実はマスコミに作られた言葉で、対立させられるようにしむけられて、私達は本質から視線を逸らされているのではないかな、なんて思ってしまいます。
個人個人が、どーした、あーした、と揶揄している時間はないのだな、と思います。
そんな心身エネルギーと時間は無駄にせず、本当に脱原発への道をさぐる事、より良い復興に向けて使わなくてはもったいない!
なんて事を考えました。