8/8「わ」

いよいよハチハチの当日。Yasuさんの一声(酔っていた?)からはじまったこの企画は、いつものネイティブ飲み会を少々アカデミックに、そしてネットワークがより深まるようにというパーティーです。基本的に情報は広げるけれど、エネルギーはなるべく小さく(チラシは作らない、車もなるべく最小限使用)と言うことぐらいで他に何も決まらなかったら最悪いつもの飲み会で♪なんて言っていたのに、なんのなんの!メインには岬町在住の水口憲哉先生をお呼びして「放射能がクラゲとやってくる」と題して六ヶ所村原発の問題について講演していただくという有意義な一日となりました。(まったくYasuさんのネットワークはすごい!)
さらに、午前中には「全世界一斉授乳」というギネスに挑戦する会場にもなったので、赤ちゃんが大集合!気温はグングン上昇しましたが、なんともにぎやかで和やかな一日でした。

水口先生のお話は、バス釣りをされる方なら「魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺される」 でご存知の方も多いと思います。safariさんもその1人。同じ岬町在住というのになかなかお会いできる機会に恵まれませんでした。今回はまず畳の上で、という気さくさが素晴らしかったです。残念ながら私は赤子がグズグズしてしまったので全然聞けませんでしたが、、、「まだ間に合う」というポジティブな信念を持って他人事ではないこの問題についてちゃんと意識しなければ、と反省しました。再処理工場が作られることによって起こる問題はもちろんですが、作られなかった場合はどうなるのか、電気に依存しすぎる社会をジレンマなく再構築することはできるのか、なども同時に考えないといけませんね。。

全世界同時授乳」というのは、フィリピンから始まった運動で母乳の大切さをアピールするもの。8/8の日本時間AM10:00から一分間、みんなで授乳をします。最近は母乳育児の素晴らしさが割と当たり前のように言われていますが、ミルク神話の一人歩き(60年代に出された粉ミルクメーカーの大々的なキャンペーンなど)で衛生環境が悪い地域では未だに汚い水で作られたミルクを飲まされた赤ちゃんが病気や死に至る事があるそうです。また日本など医療が発達している国々でも母乳への知識や母親へのフォローはまだまだ徹底されてないのです。
大原のひもろぎ庵の桂さんが声を掛けてくださって、ハチハチ「わ」でもこの素晴らしい運動に賛同することになりました。が、ギネス申請には一箇所に25組以上の母子が集まらなければならないとか、第三者の立会人(公的資格を持つ人:医師・助産師など)が必要などなどクリアしなければならない課題が!ということで、私も微力ながら友だちに声を掛けたり出産した病院へ相談に行ったり。残念ながら25組には達しなかったけれど、ブラウンズフィールドのゲストハウスにたくさんの母子が一緒に授乳するのは、何ともハッピーな光景でした。どうか元気な赤ちゃんが増えますように。

そして第一部の終わりには私も「ご近所バンド」(バンド名募集中!!!)として、地球軒マスター、IT社長、safariさんと一緒に4曲ほどライブをしました。久々のマイク♪畳の上だけれど、夕暮れ時で、見知ったみんながリラックスして、でもまじめな目で聞いてくれたのがとても嬉しかったです。ハチハチの「わ」、今日ここから始まる「わ」が次の世代へと広まり、深まっていきますようにと選んだ4曲は
People get ready
Here comes the sun
Lovin' you
夢の中へ

ライブ中、赤子はクニフサさんに抱っこしていただいてたのですが、赤子が長時間の外出自体初めての1日だったのでハハは色んな汗をかきました。ので、全くノーフォト。そんな余裕はなかったです。が、safariさんが記録係(相当大変そうでした。。おつかれ)だったので何か良い写真があったら後日UPします。

しかし、この日は暑かった熱かった!来年のハチハチはどこまで盛り上がっちゃうんでしょうねー。