火曜スタジオ後に乗る東横線はすごく混んでいる。0時近いためか酔った人も多く、ザワザワしてるんだけど、昨日目の前に立ったサラリーマンはひどかったナ。フラフラしながら会社の同僚相手に延々延々奥さんの愚痴。「あいつ、ぜーったい俺より金持ってるんだよー。エステとか行ってるんスよ。エステ行って誰をエステするんですかね?俺がエステ行くって言っても金くれないですよ。どうも自分で働いた金、月10万貯めてるって噂ですよ。俺は定年になったら一人で田舎に引っ込んで一人で死んで行きます」ぐらいの内容を渋谷から綱島まで語り続けてた。泣ける。しょぼすぎて泣ける。というか、ものすごく関係ない話なのに頭の上からネガティブな言葉が降り注いで来て腹立たしい。激混みで動くに動けず、ちょうど田淵義男さんの「アウトドアライフは終わらない」を読んでいたので、タカコさんはベーリー不愉快でした。
アウトドアライフは終わらない

この本、初めは田渕さん独特のアクに「なんだ、このイヤミなおっさんは」と思ったけれど、読んで行くうちにその純粋さが心地良くなりました。そして、「自然にはナショナリズムはない。自然はインターナショナルだ!」と言い切っている清々しさに惚れました。ご自宅も庭も作る家具もとてもすてきだなぁ。